カマグラは血流を促進して勃起しやすくするED薬

カマグラとは

カマグラは勃起不全の治療薬

カマグラは、ED(勃起不全)の治療薬で、コピー版バイアグラとして位置付けられているジェネリック医薬品です。カマグラは、インドの製薬会社から発売されています。

バイアグラと同じくシルデナフィルが主要成分になっており、陰茎の血管を拡張し、勃起を促すのです。なお、バイアグラは、1998年に発売されたアメリカ合衆国製のED治療薬で、日本国内では2014年に特許切れとなっています。

カマグラの特徴は、薬剤の種類が豊富なことです。流通量が多いのは経口投与の錠剤タイプで、他にはゼリータイプ、発泡剤タイプ、チュアブルタイプがあります。いずれもシルデナフィルを主要成分とし、薬効そのものは同じです。

しかし、使用方法の違いによって体内に吸収される速度が異なるため、効果が発現するまでの時間に違いが出ます。また、これ以外にも、勃起不全を解消するシルデナフィルに加えて、早漏の治療薬を配合したタイプの製品も存在するのです。

カマグラを製造・販売しているのはアジャンタ・ファーマ社

カマグラを製造・販売しているのは、アジャンタ・ファーマ社という製薬会社です。アジャンタ・ファーマ社は1973年にインド中西部のマハラシュトラ州で創立され、マハラシュトラ州の州都であるムンバイに本社を置いています。

インドでは、医薬品に関する製法特許と、成分特許という2つの特許制度のうち、製法特許のみが認められています。成分特許がないので、独自にジェネリック医薬品を製造する企業が数多く存在するのです。

その中でも、アジャンタ・ファーマ社は、ジェネリック医薬品メーカーの大手として有名です。ED治療薬としてはバイアグラのジェネリックであるカマグラの他にも、複数のジェネリック医薬品を製造・販売しています。

アジャンタファーマ社は、インド国内に6か所、モーリシャスに1か所、合計7つの製造施設を保有しています。そのうち5か所の施設がFDAからの認証を受けた施設です。

FDAは、アメリカ合衆国の政府機関であるアメリカ食品医薬品局です。GMP(Good Manufacturing Practice)は、日本をはじめとする世界各国における品質管理のスタンダードとなっています。GMPとは、FDAが1938年に設けた医薬品等の製造管理および品質管理に関する基準です。

カマグラはEDを発症させていた場合に有効

カマグラはEDすなわち勃起不全を治療する目的で用いられます。勃起不全とは、性機能障害の1つです。具体的には陰茎が勃起しない、あるいは勃起状態が維持できない状態を指し、満足に性交が行えません。

EDは、陰茎海綿体への血液の流入量が低下することで生じます。わが国では、通常性交のチャンスがある場合において、75%以上で性交が行えない状態を指すと専門学会によって定義されています。

勃起不全であるかどうかを診断する方法はいくつかあります。そのうち用いられる機会が多いのは、国際勃起機能スコア(International Index of Erectile Function)と呼ばれるテストです。これは、5つの設問に回答し、その合計点数が25点満点中21点以下だと勃起不全の疑いがあると判断されるというものです。問診形式となっていますが、セルフチェックが可能です。

また、より簡便な問診テストである勃起硬度測定評価(Erection Hardness Score)が用いられることもあります。勃起の程度をグレード0からグレード4までの5段階に分け、自己評価を行います。このうちグレードが0から2の場合は勃起不全が疑われるのです。グレード3であっても満足な性交が困難であれば、治療の対象とされます。